10月よりドラマ【いちばん好きな花】が木曜22時より放送開始されました。
豪華なクアトロ主演や、ヒットドラマ『silent』の村瀬健プロデューサー×脚本・生方美久さんが再びタッグを組んでいることで話題となっている注目度の高いドラマです。
今回は【いちばん好きな花】のドラマ内容について、ネタバレを含む各話のあらすじと考察をさせていただきます。(放送され次第どんどん各話のあらすじを追記していきます!)
【いちばん好きな花】のネタバレを含む各話のあらすじと考察
【いちばん好きな花】1話のあらすじとネタバレ
- 潮ゆくえ:多部未華子
- 春木椿:松下洸平
- 深雪夜々:今田美桜
- 佐藤紅葉:神尾楓珠
- 赤田鼓太郎:仲野太賀
- 潮このみ:齋藤飛鳥
- 望月希子:白鳥玉季
- 白石峰子:田辺桃子
- 相良大貴:泉澤祐希
- 小岩井純恋:臼田あさ美
学習塾『おのでら塾』で講師をする潮ゆくえ(多部未華子)は幼い頃から二人組を作ることが苦手だったと感じている34歳。
しかし、ゆくえには学生時代から気を許せる赤田鼓太郎(仲野太賀)という唯一無二の男友達がいる。
ゆくえはいつものように赤田とカラオケで会っていた。普段と違っていたのは、赤田が結婚すると告げたこと。
数日後、赤田の結婚相手がゆくえという女友達の存在を快く思わなかったことを理由に、ゆくえは赤田から突然の別れを告げられてしまう。
出版社『白波出版』に勤める春木椿(松下洸平)は、結婚を間近に控えた36歳。
子供の頃から二人組になれなかった椿だが、妻というパートナーを得ようとしていた。
椿は恋人・小岩井純恋(臼田あさみ)の男友達の存在が気になりつつも、彼女の”友達”という言葉を信じていた。
だが、椿は純恋を“彼女の男友達”に持っていかれてしまい、結婚は白紙になってしまう。
深雪夜々(今田美桜)は美容院『スネイル』で働く26歳の美容師。
昔から嫌でも目立ってしまい、異性から人気があり同性からは嫉妬の目で見られる夜々は、1対1で人と向き合うことに怖さを感じている。
夜々は美容師の同僚と2人で飲みに行くのだが、友達以上の関係を迫られ、なぜ普通の友達でいられないのかと嫌になってしまう。
27歳の佐藤紅葉(神尾楓珠)は、コンビニで働きながらイラストレーターを夢見ていた。
紅葉は小さい時から友達は多いが、1対1で自分に向き合ってくれる人がいないという思いを抱えている。
そんなある日、紅葉はとある住宅を訪ねる。家から出てきたのは椿。
紅葉が訪ねた人はすでに引っ越していて、そこには純恋と暮らすはずだった椿が住んでいたのだ。
そこに、ゆくえと夜々も訪れ、年齢も性別も過ごしてきた環境も異なる4人の男女が顔を合わせることになった。
4人はそれぞれの人間関係の悩みを打ち明けつつも、今後会うことはない、と告げて別れるのであった。
【いちばん好きな花】2話のあらすじとネタバレ
- 潮ゆくえ:多部未華子
- 春木椿:松下洸平
- 深雪夜々:今田美桜
- 佐藤紅葉:神尾楓珠
- 潮このみ:齋藤飛鳥
- 望月希子:白鳥玉季
- 黒川想矢/穂積朔也
- 相良大貴:泉澤祐希
- 小岩井純恋:臼田あさ美
小学校の同窓会に参加した潮ゆくえ(多部未華子)は、母のみきこ(神野三鈴)から、同窓会でどうせ愛想笑いをしていただけだろうと言われる。
さらに、みきこから人間に一番必要なのは社交性や愛嬌、気配りだと言われるのだが、ゆくえはいまいち納得がいかない。
コンビニのバイト終わりで帰ろうとする佐藤紅葉(神尾楓珠)は、バイト仲間たちが自分のイラストを褒めておけばシフトを代わってくれると話しているのを聞いてしまうが、紅葉が彼らを責めることは無い。
春木椿(松下洸平)が実家の花屋に帰宅すると、母の鈴子(美保純)と弟の楓が出迎え、椿は結婚はしないと告げる。
友人の結婚式に参加した深雪夜々(今田美桜)は新婦の両親への手紙に涙ぐむが、帰り道、他の友人たちに感動している演技が上手いと言われてしまう。しかし、友だちと話を合わせる。
夜々がアパートに帰ると相良大貴(泉澤祐希)がいた。
恋人ではなく「友達からで良い」と言う相良に、夜々はなぜ友達の方が格下のような言い方なのかと告げて逃げ、偶然会った紅葉に彼氏のふりをさせる。
すると相良は紅葉に、この子顔が良いだけだからと告げて去り、夜々は傷つく。
前回二度と会うことはないと話していただけに、ゆくえは自分が悪いことをしたのかと思い謝罪するが、違うと分かり安心する。
4人はそれぞれ”何かが良い人”と言われてきたが、それに良い思いをしていなかったことを話す。
二度と会うことがないと思っていた4人だったが、今回は”今度がある”という。
そんな所に、椿の元カノ小岩井純恋(臼田あさ美)が現れて…。
【いちばん好きな花】3話のあらすじとネタバレ
- 潮ゆくえ:多部未華子
- 春木椿:松下洸平
- 深雪夜々:今田美桜
- 佐藤紅葉:神尾楓珠
- 潮このみ:齋藤飛鳥
- 望月希子:白鳥玉季
- 黒川想矢:穂積朔也
- 小岩井純恋:臼田あさ美
残したままにしていた自分の荷物を取りに、春木椿(松下洸平)の家へとやってきた元婚約者の小岩井純恋(臼田あさ美)。
荷物を送るなど気を利かせてあげられなかったと謝る椿に「ごめん以外に言いたいことないの?」と問いかける純恋はそのまま家の鍵を返して帰っていく。
一方、バイトを終えた佐藤紅葉(神尾楓珠)は椿の家に行くが、椿はまだ帰宅しておらず、廃棄のおにぎりを玄関で食べて待つ。
深雪夜々(今田美桜)は、これから女友達とご飯に行くという話を女性客から聞き、少しうらやましくなり連絡先を見るも、会いたいと思った相手の連絡先を聞いていなかったことに気づく。
椿と夜々の連絡先を知っているか紅葉に聞こうとするも、何と送って良いか悩んでいると、潮ゆくえ(多部未華子)の仕事場に夜々が忘れ物を届けに来た。
椿は純恋に、嫌われない努力をずっとしてて好かれる努力はできなかったこと、怒りも悲しみも悩みも隠してきたことを打ち明け、戻ってきてほしいとは思っていないことを告げる。
純恋は、結婚しちゃわないで良かった、椿の感情を一生奪ってしまうところだったと伝えて、2人は完全に別れる。

ゆくえ・夜々・紅葉は、椿の家を部室みたいだと言い、椿も3人が遊びに来ることを認める。
そして、4人のグループラインも作られたのであった…。
【いちばん好きな花】4話のあらすじとネタバレ
- 潮ゆくえ:多部未華子
- 春木椿:松下洸平
- 深雪夜々:今田美桜
- 佐藤紅葉:神尾楓珠
- 潮このみ:齋藤飛鳥
- 望月希子:白鳥玉季
- 黒川想矢:穂積朔也
- 相良大貴:泉澤祐希
- 深雪沙夜子:斎藤由貴
イラストの装丁の打ち合わせのため出版社を訪れていた佐藤紅葉(神尾楓珠)は、エレベーターで春木椿(松下洸平)と会い、ランチをともにする。
潮ゆくえ(多部未華子)の職場では、白鳥玉季(望月希子)と穂積朔也(黒川想矢)が、女子と男子で分けるとかしょうもないけど、気にする人もいるということで、ひと悶着する。
その頃、深雪夜々(今田美桜)に、アパートに来ていた母の沙夜子から「お夕飯なにがいい?」と連絡がきて、予定はなかったものの“友達と約束している”と夜々が返すと、沙夜子は誰だと詮索してくる。
さらに「もっとかわいいの着なよ!」とTシャツを指摘されたり、”女の子らしさ”を追求してくる母に、夜々は我慢しきれず、家を出てみんなが集まっている椿の家に行く。
翌朝、夜々は母と電話をして、大事にしてもらったことは感謝してるし母のことは好きだけど、分かった気になっているところが嫌いと伝える。
期待に応えることも、周りからお前は良いよなと思われることも辛かったことを打ち明けた夜々に対し、母は”好きな人が何を好きか分かってやれる人になってね”と伝え、2人は仲直りする。
一方、紅葉は椿に自分が陰で客寄せパンダと言われ、都合よく使われてきたことを打ち明け、今日初めてその役割をドタキャンしたと笑う。
後日、椿が夜々の美容院を訪れる。
あじさいが一番好きだという夜々は、花屋の息子である椿がたくさんの花があったから1番を決めるのは申し訳なかったと言うのを、椿らしいと感じる。
また椿は、花屋に置いていない花であることが名前の由来であることを話した。
一方、紅葉の勤めるコンビニにゆくえが現れ、2人は公園で話をする。
ゆくえが上京をする時に、当時小学5年生であった紅葉がプレゼントした絵を、ゆくえは”好きだ”と言ってくれたことが嬉しかったと話す。
今度はちゃんとお店でご飯行こうと誘う紅葉に対して、ゆくえは4人で行こうと答えるのであった…。
【いちばん好きな花】5話のあらすじとネタバレ
- 潮ゆくえ:多部未華子
- 春木椿:松下洸平
- 深雪夜々:今田美桜
- 佐藤紅葉:神尾楓珠
- 潮このみ:齋藤飛鳥
- 赤田鼓太郎:仲野太賀
- 白石峰子:田辺桃子
- 篠宮:葉山奨之
朝、春木椿(松下洸平)の家で目を覚ました佐藤紅葉(神尾楓珠)。
前の晩、急に椿の家にやって来て、2人で酒を飲んだあと、そのまま寝てしまった紅葉を、椿は優しくアルバイトへと送り出し、「お邪魔しました」の返しは「また来てね」だと納得する2人であった。
そんな紅葉のスマホに高校時代の友人からナンパに行こうと突然連絡が入り、紅葉は深雪夜々(今田美桜)を呼び出して逃げる。
急に呼び出したことを謝る紅葉に、何かあったのかを尋ねる夜々は不意に、潮ゆくえ(多部未華子)のことが好きかと問いかけると、紅葉は動揺を隠せない。
また、紅葉も夜々が椿を気になっている様子を感じて問いかけると、夜々も動揺する。
峰子がトイレに行った際に、ゆくえと赤田は近況の報告等を話し、笑いあう。
インテリアショップからの帰り道、赤田は峰子にゆくえのことを元カノでしょ?と言われるが、赤田は特に否定しない。
ゆくえはインテリアショップで、4つの色違いのマグカップを買い、4人それぞれがイメージ通りの色を選んだ。
一方、思わぬイラストの仕事の依頼が舞い込む紅葉であったが、その依頼主は高校生の時にクラスで1人でいる同級生(篠宮)を、紅葉が気にかけて仲良くなった人物であった。
篠宮は、友達が多く明るいのに1人でいる人も気に掛ける、そんな紅葉に憧れて感謝していた。
しかし、紅葉は自分が優しいふりをして友達になったことを後ろめたい気持ちでいたことを打ち明けた。
篠宮との仕事はなくなり、「お邪魔しました」とアトリエを出る紅葉に、篠宮は「ばいばい」と告げる。
紅葉は、辛い気持ちを電話で椿に話し、4人で椿の家に集まる。
夜々は、椿を誘って夜にコンビニまでアイスを買いに行く。
残されたゆくえは”優しいと思った人に対しては優しいで良い、その人がどう見てるかで良いんだよ”と紅葉に話す。
【いちばん好きな花】5話時点の感想と考察
登場人物が抱える悩み、それを表現する言葉がとても素敵なドラマです。
主人公の4人はもちろんですが、他の登場人物にも共感出来るところがあり、誰しも共感できる人が一人はいたのではないでしょうか。
そして役者さんが本当にその登場人物の心情をうまく表現されていたのも見どころだったと思います。
個人的には1話の、ゆくえ(多部さん)と赤田(仲野さん)のカラオケのシーンが最高でした!
赤田が結婚を発表した時の2人の喜ぶ姿がリアルすぎたし、本当に良い友達なんだろうなって伝わってきました。
その後のお別れをするシーンも、赤田の優しい感じとかゆくえの悲しい感じとか伝わりすぎて、この2人すごいと思った!

多部さん、仲野さん、演じてくれてありがとう!!
ちょっと悪者にされてしまいそうな赤田の婚約者だけど、私もスタバの新作飲みに行ったりとか、カラオケに頻繁に行く女友達が彼氏にいたら嫌だなぁと思ってしまう。
赤田が言う「価値観って人それぞれだから。しょうもないと思っていることでもその人にとっては常識で正義で…価値観が違ったらどっちかが寄り添うしかない」って言葉は響き過ぎました!
脚本が素敵だし、それを話しているのが仲野さんっていうのも良い!!

生まれ変わったら女になる!ってシーンでもう泣いた…
そして、もう見られないかと思っていた赤田が5話で再登場してきましたね!!
妻の峰子にわざわざ元カノじゃないよと否定しないところが良かったなぁ。
一つの出来事でも、人によって抱く感情はそれぞれで、そして違って良いんだ!って安心させてくれる…そんな台詞がたくさん詰まっています!
ハラハラドキドキではないけれど、はまってしまう名作だと感じています♪
個人的には、恋愛には発展しないでほしいなぁと思っているので、どんな展開になるのかドキドキします。
多数派ではない主人公4人への共感が出来過ぎるドラマです!次回以降もどんな名言が出てくるのか楽しみです♪
まとめ
共感出来過ぎる、少し切ない感情的描写が印象的なドラマです。
- 原作はなく、ヒットドラマ『silent』の村瀬健プロデューサー×脚本・生方美久さんが再びタッグを組んでいることで話題となっている。
- <多部未華子さん 松下洸平さん 今田美桜さん 神尾楓珠さん>の豪華クアトロ主演で、注目度も高い。
- ”男女の間に友情は成立するか?”といったテーマで、4人の男女による“友情”の物語を描く。
- 絶対に登場人物の誰かに共感できる内容!
- 役者さんの共感させる演技にも注目!
- 素敵な名言がたくさん出てきます!
- 紅葉→ゆくえ、夜々→椿の恋愛感情が少しずつ見えてきた⁈
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